「週刊・東京流行通訊」の読者の皆さんがより楽しんでいただくための資料といたしますので、アンケートにご協力下さい。ご協力いただいた方の中から、抽選30名でアラヤのオリジナル記念品「SASAO作品パレット型ハガキ」を差し上げます。

性別

年齢 10代 20代
    30代 40代

地域
中国大陸 日本
台湾・香港・マカオ
アジアほかの地域
アジア以外

ネットで買いたい日本製品
面白い家電小物
CD、DVD、ゲームソフト
美容関連・化粧品
斬新なファッション
おもちゃ・和風工芸品
デザイン文具
アイディア商品・雑貨

Email

 
個人情報の取り扱いについて
ご回答者の住所・氏名・電話番号、および電子メールアドレスなどの個人を識別できる情報を、原則として下記目的のみに使用いたします。1.当選者へプレゼントを送付するため 2.アンケート集計処理を正確に記すため。例外的に他の目的に利用する場合は、ご提供いただく際に別途、その使用目的を明記いたします。
 
【photo by Kazuhiro Matsumoto】
 

【編集部からのお知らせ】

いつもご愛読いただきましてありがとうございます。12月26日(金)配信予定の「東京流行通訊」につきましては、お休みとさせていただき、代わりに12月25日(木)に「特集第25号」をお送りいたします。また、2009年の第1号は1月9日(金)に配信いたします。どうぞ、お楽しみに。

先月のアンケートに参加していただいた読者の方々から抽選を行い、以下の15名が当選しました。Mayumi.Iwasaki、monica、alice.11、odelia、nicky、alex.zhang、wei-chen、zhushaohua、ivy、savao100v、murphy.xi、vicky、liujie618、tina_wong1215、yej。当選した方は、登録したメールボックスから名前と住所をメールでお送りください。話題の人気グッズウソ発見リングをお送りいたします。

→東京タワーは本当に、たくさんの夢をのせているのですね。見るたびに感動を覚えます。(本年43号の「編集長のフォトエッセイ」を読んで)【上海 momoko

→写真から、東京タワーの壮観な様子を感じることができました。(本年43号の「編集長のフォトエッセイ」を読んで)【福州 cloud

←現在、「第二の東京タワー」と呼ばれる「東京スカイツリー」の建設が大いに話題を読んでいます。今の東京タワーの人気がなくなるのではないかと心配する人もいますが、少なくとも私の心の中では、東京タワーは永遠に、他のものには変えられない存在です。そう思われませんか?

→今、「あさきゆめみし」が2位になっているんですね。10年前、中学校の頃、古典の受験勉強の一環で読み、すっかりお気に入りになりました。今でも本棚に秘蔵版として置いてありますが、出版されてだいぶ長いのに今も愛されていると思うと、ファンとして嬉しいです。【日本 おけーはん

←日本の漫画は世界中で人気が出て、カラオケ以後、最も魅力的な日本の流行文化の象徴です。若者に人気の「源氏物語」の漫画が外国語に翻訳されれば、日本の古典文学の普及に大きな力となりますね。

【更新速報】

1.本メルマガの発行人中嶌社長と中国・アモイとの「縁」

2.見れば見るほど味わいのある日本のお正月風景

 
12/19(Fri)-12/21(Sun)
yuppo「うふふや」 絵画・イラストレーション

12/21(Sun)
英美理 京子「pikunikku」 カフェ・パフォーマンス

12/25(Thu)-12/27(Sat)
SIESTA グループ展:イラストレーション

12/29(Mon)-12/31(Wed)
星空捕手「ツチノコ宇宙理論展」 絵画・イラストレーション・写真・ 雑貨・ファッション

  ALAYA
 
 
 

2008年12月19日第45号(通巻第152号)・FOR LADY・
 

年末のエコ大掃除

【コラム編集:詩音】日本にも中国にも、年末に大掃除をする習慣がある。大掃除とは、その名前から、一年の汚れを全部取り去って、すっかり新しい姿で新しい一年を迎えるということであろう。だが現代生活で使われている化学洗剤は、家をきれいにすることはできるものの、下水道を通じて川に流れ込む化学成分が水質を汚染し、環境に深刻な被害をもたらしている。

使うのにも便利で、エネルギーも節約できて、環境にも優しい掃除用品をみなさんはご存知だろうか?それは、日本の多くの家庭で常備されている「重曹」(中国語では「小蘇打」)だ。「重曹」は無毒無臭の白い粉末で、価格も安く、炭酸水、薬品、せんべい、工業製品などを作るのに使われる。日本では重曹の上手な使い方を紹介した本がたくさん出ていて、日本の家庭では料理以外に掃除や消臭にも使われており、若い女性の間ではお風呂で体を洗うときに使う人もいる。

●掃除をする:まな板や茶碗を重曹でこすると、匂いも汚れも落ちる。鍋や換気扇の掃除に使えば、油汚れがきれいに取れる。重曹は人体に無害なので、少量の水で洗い流すだけ。化学洗剤に敏感な人も安心して使える。

●体をきれいに:重曹には軽い研磨作用があり、歯みがきに入れると口腔の匂いを除去したり、歯を白くしたりできる。洗顔料に入れたり、重曹とエンバク(オーツ麦)でパックをしたりすると、毛穴が目立たなくなる。また体を洗うのにも使え、老化した角質を除去するとともに血液の循環を促進し、気持ちよく汗を出してデトックスまでできて、まさに一挙両得だ。

●匂いを取る:冷蔵庫に入れたり、ペットのいる家庭でじゅうたんにまいたりすると、匂いを取る効果がある。靴の中に少量入れると、湿り気を取ってくれる。

また、重曹は虫刺されや胃酸過多を治したり、赤ちゃんの体をきれいにしたりするのに使用できるなど、他にもさまざまな機能がある。

エコ大掃除&冬の省エネ特集 http://eco.goo.ne.jp/topics/ecoclean/

@cosmeベストコスメ大賞

@cosme(アットコスメ)は、日本で一番人気のある化粧品クチコミサイトだ。登録されている化粧品は6万件を超え、それらをタイプ別に分類し、口コミの点数によってランキングしている。みんなが自由に書き込んだ口コミは年間97万件を超える。化粧品の効果は人によって違うが、購入ランキング上位の商品は失敗率が低いし、他人の評価が見られるので、年齢や肌のタイプが近い人の評価を参考にすることができる。化粧品を買う前に@cosmeを参考にするのが、多くの日本女性の習慣になっているといえる。

毎年年末になると、@cosmeではすべての商品の1年の点数を計算して、最も女性たちに注目された商品と、女性たちが最も改善したいと思っているお肌の問題を選び出す。面白いのは、サイト内で検索が最も多いキーワードのランキング10位までのうち半分が、「毛穴を清潔に」「毛穴の老化」「毛穴の引き締め」などの毛穴関連の問題であることだ。日本の女性は、世界で細部や毛穴を最も重視する人々なのだろうか?

今年、ベストコスメ大賞の第1位になったのは「ソフティモ」のポイントメイクリムーバーだ。香料も着色料もアルコールも含まないこの商品は、穏やかで効果は抜群であり、他の同類の商品より価格がかなり安い。人気が出るのも当然といえるだろう。ポイントメイクリムーバーが大賞を取ったということは、日本女性の美容に関する傾向が、欠点を隠す化粧から、肌そのものの健康を重視することへと転換したことを示している。

新人賞を獲得したのは、「コフレドール」のアイシャドーで、今年新しく出た化粧品の中で一番人気だったのだが、もちろん今年のアイシャドーのランキングでも第1位だ。立体感と透明感を強調した色彩の組み合わせは便利で実用的であり、パッケージもたいへん可愛い。ランキングの中には、長い間人気を保ち続けているクラシカルな化粧品もたくさんある。

@cosme http://www.cosme.net/

新年を迎えるクリスマスケーキ

忙しかった一年が終わろうとしている。温かいクリスマスの晩は、思いっきり自分にお疲れさまと言いたい!友達と一緒でも、恋人と2人でも、パーティを楽しむにはやっぱりクリスマスケーキが欠かせない。日本で売り出された人気のクリスマスケーキを見て、パーティの計画の参考にしてほしい。

●女性が「かわい〜!」と叫びそうな鈴の形のチョコレートムース。柔らかいムースはカラメルクリーム入りで、舌先でゆっくりと溶けていく……「鈴」を載せた台はアーモンドプラリネとクッキーでできているので、捨ててしまわないように。5775円/フォション日本橋高島屋

●美しい卵型モンブラン。外側のマロンクリームは濃厚な味、中のクリームはプリンのようになめらかだ。中心には大粒の栗が入っていて、ドキドキするおいしさ。578円/GIOTTO銀座三越店

●8日間待つと最もおいしくなるチョコレートケーキ。代々伝わった秘密のレシピで作られており、ラム酒、オレンジジュース、チョコレート、クリームなどの材料が一定時間経つとなじんで、バランスのよい味に変わる。焦らないで、おいしくなるのをじっくり待ってほしい。5250円/C3銀座店

●フランスのブッシュ・ド・ノエルを小さな家に変えた可愛くてユーモアのあるお菓子。屋根の下には口どけなめらかなチョコレートムースとビスケット。底の生地がサクサクして、さわやかな味わいだ。5775円/JEAN−PAUL HEVIN

ストロベリーケーキも、ちょっとおしゃれに。ピンクのキャンドルからインスピレーションを得て、イチゴのキャンドルができあがった。フランスのパティシエが作ったこのクリスマスケーキは、銀座の資生堂PLAZAでしか買えない。6000円/資生堂PLAZA

有名パティシエ特製のクリスマスケーキ http://www.oisix.com/shop.gift--xmas__html.htm

日本映画 最新情報

2009年も、日本映画が元気だ。公開予定のラインナップを見ると、ベストセラーとなった小説やコミック、アニメの実写化が多そうだ。今回、編集部期待の日本映画の新作をご紹介する。

■「ドロップ
ケンカ・恋・悪友…主人公の品川ヒロシが派手にドロップアウトする青春をつづった小説「ドロップ」がついに映画化。コミックも加えて累計250万部におよぶベストセラー作品の映画化には、品川ヒロシ本人が監督として手がけ、唯一無比の世界観を構築している。ヒロシ役には成宮寛貴、ヒロシにあこがれて越えようとするカリスマの達也役には水嶋ヒロと、2人とも初の“不良役”を熱演している。ほか、本仮屋ユイカ、上地雄輔、中越典子らが出演。2009年3月20日全国公開予定。

■「ヤッターマン
伝説のアニメ「ヤッターマン」の実写版。アニメ同様、現代の地球のどこかを舞台に、伝説の聖石・ドクロストーンを巡って宿敵の三悪党ドロンボー一味と地球を救うために戦う。ヤッターマン1号を桜井翔、2号を福田沙紀が演じ、ほかにも生瀬勝久、深田恭子らが出演。12月6日から、1号2号変身後の写真を使用したポスターが掲出、変身シーンが見られる予告編が上映されている。2009年3月7日全国公開予定。

■「女の子ものがたり
「ぼくんち」「毎日かあさん」など独特の画風で人気のマンガ家、西原理恵子の大ヒットベストセラー「女の子ものがたり」の映画化が決定。3人の女の子たちによる、逆境にもたくましく生きて大人へと成長する姿を描いた感動作だ。主人公のなつみの大人になった姿を演じるのは「博士の愛した数式」以来の主演映画となる深津絵里。共演は、ドラマ「イノセントラブ」などで今注目の福士誠治のほか、風吹ジュン、奥貫薫、板尾創路ら。すべての“女の子”を元気にする映画として注目されること間違いなし。2009年秋全国公開予定。

(C)2008 「ドロップ」製作委員会
(C)2008 Tatsunoko Production/Yatterman Film Partners
(C)2009 「女の子ものがたり」製作委員会

映画生活 http://www.eigaseikatu.com/

東京のクリスマスイルミネーション

あと一週間も経たないうちに、クリスマスツリー、サンタクロース、そしてクリスマスディナーを楽しむ温かくてロマンチックな夜がやってくる。今年は、東京の夜空を美しく飾るイルミネーションが、クリスマス前後の夜空をいつにも増して美しく彩るだろう。

16世紀に宗教改革を行ったことで有名なマルティン・ルターが、ある晩、森を歩いていると、木々の間に星がきらきらと輝いているのに気づき、木の枝にろうそくを飾ってその美しい光景を再現したという。今、人々は電球や発光ダイオード、イルミネーションファイバーなどの発する柔らかな光を使って、看板や風景や人物などを作り、夜の独特な風景を作り出している。明治時代に日本に伝わったクリスマスイルミネーションは、変化し続け、東京の冬には欠かせない話題にまで発展した。

多摩市のパルテノン大通り
都内最大級の多摩市のクリスマスイルミネーションは2001年に始まった。「光の回廊」と呼ばれる散歩道に、約15000個のLEDライトからなる高さ15メートルのクリスマスツリーや、巨大な「ハロー・キティ」や、人々の頭上に浮かぶ、海洋生物をテーマとしたブルーの「光の水族館」などが登場して、童話のような独特の雰囲気の空間が作り出される。

ドームシティのラクーア・ハッピークリスマス
百万個の星が、天から舞い降りてくる。東京ドームシティのラクーアでは、今年は100万個の電球で光り輝く水の世界を描き出す。「アクアスフィア・ガゼボドーム」は、ブルーの宝石のように輝く球体とドーム型のオブジェだ。ステラは星の形を模したイルミネーション。ミルキーウェイは、七夕の織姫と彦星の伝説を連想させる。ラクーアのイルミネーションの「銀河」は虹のようにさまざまな色を発し、その色が絶え間なく変化して、夢の世界のようだ。

丸の内のイルミネーション2008
有楽町と大手町の間の、千代田区丸の内にある「東京ミレナリオ」では、豪華な「丸の内イルミネーション2008」が、すでにそのすばらしい姿を現している。太陽の光と風力を利用した自然発電で、85万個の美しいLEDが流れるような光で通りを彩り、光の殿堂に迷い込んだような気分にさせてくれる。【執筆:許莎】

クリスマスイルミネーション2008 http://www.rurubu.com/season/winter/illumination/

日本のお正月最新トレンド情報 関西編

【コラム編集:飾磨亜紀】クリスマスが終わると、日本は一気にお正月モード。昔ながらの伝統を守りつつ、今の時代に合わせた新たな傾向も見られる。その一部を関西編として今回、ご紹介する。

■おせち料理
日本を代表する正月料理「御節(おせち)料理」。以前は家で手作りの和風のみだったが、最近は百貨店など買う、洋風や中華とコラボした商品が増えてきた。若い夫婦やファミリー層も食べやすいため、高級ホテルやレストランなどのおせち料理が人気を集めている。また、北海道の海産物、京野菜をふんだんに使ったこだわりおせちや、約24万円もする高級料亭・高麗橋吉兆の最高級おせちも。さらに、和・洋・中華のみの2〜3人用では、自分好みにそれぞれ組み合わせて購入する人もいるそうだ。ちなみに、大丸心斎橋店での売れ筋は、3万5000円から5万円程度(予約販売のみ)

■福袋、バーゲン
元旦翌日、「1月2日は百貨店へ行く」というのが、もはや日本の風物詩と言っても過言ではない。大丸心斎橋店では、今年の一番乗りは朝6時前から寒空の下で並んでいたという(開店は9時半)。そのお目当てはまず福袋。例えば、1万円のブランド福袋に5万円以上分の商品が入っていることもザラ。いざ買って、中に何が入っているかもあなたの運次第。来年は特に、ブランド菓子やワインなどの生活に密着した福袋、また混乱を避けるため、事前にネット予約する福袋も増加傾向だ。そして、バーゲンも一部のブランドを除き、2日からスタート。ただ最近、クリスマス以降に早くもバーゲン商品を並べるブランドも増えつつある。最新のバーゲン情報は、各百貨店のウェブサイトでチェック!

■ぽち袋(お年玉袋)
子どもたちにとって、お正月一番の楽しみはやはり「お年玉」だろう。誰からもらえるのか、中身を開く時のドキドキ感、そして何を買おうか考えつつ…。そのお年玉を入れる袋、ぽち袋のバリエーションもさまざまで、東急ハンズ心斎橋店では、数多くのラインアップをそろえている。例えば、新年に福を呼び込んでくれそうなお多福や福助の笑顔、花札のような絵柄で粋な雰囲気はなかなかおしゃれ。また、獅子舞の形そのものの袋や、さらに小判型の袋は金ぴかでインパクト十分だ。

大丸心斎橋店 http://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/ (日・英)
 東急ハンズ心斎橋店 http://shinsaibashi.tokyu-hands.co.jp/

心の中のサンタクロース

オレンジ色の顔に笑顔をたたえたハロウィーンのカボチャが東京の街から姿を消すと共に、たくさんの願いが込められた赤と緑のクリスマスツリーが登場して、次の楽しいイベントの到来を示している。「今年のクリスマスのプレゼントは?」――これこそが、黙々と仕事に励む大人にとっても、歓迎する子供たちにとっても、いつも頭を離れない一番の気になるテーマだ。

日本の子供たちは物心がつくと、いい子にしていないとクリスマスにサンタクロースから期待したプレゼントがもらえないということを教えこまれる。中国とは違って、彼らの大部分は小学校に上がって、場合によっては中学生になってからようやく、友達との論議の中でサンタクロースの存在に疑いを持つようになる。そうなるまでは、毎年年末になると、煙突から入ってくる、決して会うことのできないおじいさんに対してまじめに手紙を書き、飴やクッキーなどを準備するのが当然のことと考え、自分の衣食を削ってまでも全力で子供たちの願いを聞き届けたいと願う両親たちは、彼らがプレゼントをもらって喜ぶ姿を見て、満面に幸福の笑みを浮かべるのである。

ある有名な教育機関の調査によれば、今でもサンタクロースの存在をまじめに信じている日本の子供は約80%いるのだそうで、景気が悪化してもこの信仰の堅さは微動だにしないという。一方、四苦八苦する両親たちは、サンタクロースの役割を演じる中で「馬脚」を現さないように、あるいは大きくなった子供たちの疑惑に抵抗するために、苦労を重ねて頭をしぼる。

幸いなことに、メディアがこの問題では大いに助けになっている。新聞、雑誌、ネット、テレビなどによって、我々には北欧に「サンタクロース協会」があることが伝えられている。日本にも公認のサンタクロースがおり、ラップランドにはサンタクロースに手紙を出す時の住所が存在し、気持ちのこもった返事までもらえるのだ。そこで抜け目のない両親たちは、サンタクロースの名前をかたって子供に伝える。「サンタクロースのプレゼントは小さな子供たちだけに来るの。もう10歳になったのだから、これからはお父さんとお母さんにプレゼントを頼みなさい。」こうして彼らは、深夜に子供たちの枕元にプレゼントを置きに行く面倒を免れるのである。

それにしても、こんなにたくさんの子供たちが依然としてサンタクロースの存在を信じているとは、小さな地球の上のできごととして、なかなかすばらしいことではないだろうか。もともとクリスマスプレゼントは、特定の人物のために準備するものではなかった。雪ぞりに乗って空からプレゼントを撒くという行為は、愛や幸福や夢の実現を祈る過程なのである。この話は、神話の世界から現実社会に投げかけられた、間違いを指摘する一筋の光であるかもしれない。だが、子供たちは成長するにしたがって自分でそれを理解していくに違いない。やはり真相解明の権利は、子供たち自身に与えておいたほうがいいだろう。

心の中に愛があれば、この世の中の誰もがサンタクロースになれる。お父さん、今年もサンタクロースの「コスプレ」をするのを、荷が重いと感じていますか?子供たちの純真さとまじめさのために、日本のお父さん、お母さん、がんばってください!

Copyright 2005-2008 Tokyo-Fashion.net All Rights Resverd.
E-mail:info@tokyo-fashion.net