2009年11月6日第41号(通巻第193号)・FOR MEN・




【photo by Koichiro Kawakami】
KIRI NO SARA
MURANO-GRASS

11/6(Fri) - 11/8(Sun)
脳髄博士 「書生座」 イラスト

11/6(Fri) - 11/8(Sun)
ぐうたら 「daradara」
絵画・立体・イラスト・写真

11/6(Fri) - 11/8(Sun)
自我展 vol.1  写真

11/7(Sat) - 11/13(Fri)
miibu 「in love」 イラスト

→日本にはおもしろい記念日がたくさんあるそうですが、いくつか紹介してください。【大連 飛翔

←1月5日は囲碁の日(1・5=いご)、2月22日は猫の日(222=ニャーニャーニャー)、6月4日は虫歯予防デー(6・4=むし)、9月9日は救急の日(9・9=きゅうきゅう)、11月11日は電池の日(11=十一で、電池を二つ並べると+−・+−になる)。

←日本の「かわいい」グッズが大好きです!!!春節に東京に旅行に行く予定ですが、「かわいい」店を推薦してください。【厦門 xiniu

→ちょうどいいタイミングです!我々はまもなく「KIDDY LAND」の大特集を発行する予定です!原宿の「KIDDY LAND」について詳しくご紹介し、すべての「かわいい」商品をお見せします。ご期待ください。

ALAYA

アート化したQRコード

日本ではQRコードが広く使用されており、本メルマガでも以前それに関するニュースをお伝えしたことがある。QRコードは二次元コードの一種であり、QRとは英語の「Quick Response」の頭文字で、「素早い応答」という意味である。形は正方形で、白黒二色で作られており、四つの角のうち三つに小さな「回」の字のような正方形の図案がプリントされ、それらが読み取りソフトが位置を定めるのを補助している。これらの図案があるために、ユーザーが自分で位置を定めなくても、どんな角度からでもスキャンして情報を正確に読み取ることができるのだ。

QRコードの登場によって、携帯によるインターネット接続がますます便利になった。雑誌のショッピングのページでも、街の広告パネルでも、商品のパッケージでも、そこについているQRコードに携帯をかざせば、URLを入力する面倒なしにサイトにアクセスしてネットサーフィンを楽しめる。ネットワーク時代を加速するツールとして、QRコードはメディアと実物をさらに緊密につないでおり、そのすべてが小さな四角の中に込められているのだ。一つ残念なのは、普通の人にとっては白黒の小さな四角がすべて同じように見えて、美しさが感じられないということである。そこでQRコードを変化させようという動きが現れ、QRコードをデザインしてくれる会社まで登場してきた。

この「デザインQR」という新製品は、QRコードのデザインを変えて、携帯が読めるだけでなく、普通の人でも図案や色からその会社の内容についてある程度理解できるようにしたものである。有名なものは、村上隆さんがルイ・ヴィトンのためにデザインしたものをQRコードに応用したもので、紫色のQRコードに村上さんによるルイ・ヴィトンのマークが配置され、中央には可愛いパンダが描かれている。QRコードは、もはや科学的に生活を便利にするだけの道具ではなく、見た目もおしゃれで親しみの持てるものに変わり、ブランドの印象も深められているのである。

見た目の美しさだけでなく、QRコードのセキュリティ機能も大きく向上させた。「デザインQR」はコピーを作るのに大きなコストがかかるため、悪意のある広告サイトの問題を解決し、ユーザーが安心して、目標をしっかり定めてネットへアクセスできるようにしているのだ。「デザインQR」の価格は、顧客の要望によって異なるが、普通のものの場合、デザイン費は約12万円である。(樋田桂一提供)

(C) 2009 IT DeSign Inc.

「デザインQR」公式サイト http://d-qr.net/index.htm

トヨタの新車は才色兼備

先日閉幕した第41回東京モーターショーで、10月21日に発表されたばかりの2代目ハイブリッドカー「SAI(サイ)」が注目を集めた。

「SAI」とは「才」と「彩」の二つの意味を持つ言葉で、先進性を発揮する「才能」と上質感を演出する「彩り」を表している。特に環境面で優れた性能を持ち、それに加えて美しい外観を備えた「SAI」は、才色兼備の優れた製品と言えるだろう。「SAI」の登場で、トヨタはこれまで欠けていた中レベルのハイブリッド車を手に入れた。その価格はプリウスとレクサスHS 250hの中間で、4605mm×1770mm×1495mm、重さ1570kgの車体もちょうど両者の中間に位置する。

「SAI」とレクサスHS 250hはハイブリッド動力システムを共有し、最大出力約150ps、最大トルク187N・mの2AZ−FXE 2.4L直列4気筒エンジンを搭載し、ここにニッケル水素電池をバッテリーとする、最大出力140ps、最大トルク270 N・mの電動モーターを組み合わせている。このハイブリッド車は二つのエンジンを効果的に利用して、システムの最大出力を190psにまで上げることができ、SAIの動力が常に185ps以上を保てるようにしている。

「SAI」にはさらに走行モード選択システムが配備され、通常走行モードでは燃費とパワーのバランスを自動的に探し出し、エコドライブモードでは適切な加速度を提供すると同時に空調システムを最小のエネルギー消費状態に切り替え、EVドライブモードではモーターのみを使用してゼロ排出を実現する。安全性においては、駆動力とステアリングとブレーキとを協調させるTOYOTA S−VSCステアリング協調車両安全制御システムを採用している。ブレーキランプは急制動時に点滅して、周囲の車両に注意を促す。そのほか、「SAI」は「レーンキーピングアシスト」「レーダークルーズコントロール」「プリクラッシュセーフティシステム」などの先進的な安全設備を備えている。

まったく新しいタイプのハイブリッドカーである「TOYOTA SAI」は、12月7日に日本で販売が開始される。価格は338万円〜426万円である。トヨタ自動車は、目標販売台数を3000台/月とし、中流層の消費者をターゲットとしている。(tata執筆)

(C)2009 TOYOTA MOTOR CORPORATION.

TOYOTA SAI http://toyota.jp/sai/

「空中即売会」にびっくり

本メルマガでも何度かご紹介した銀座のソニービルで9月24日、独創的なデザインコンセプトの展開と環境保護コンセプトの発信、およびすばらしい空中イベントとを一体化した「空中即売会」が行われた。ソニービルの壁面が展示場となり、50本のジーンズが陳列されたのである。十数階分の壁面が使用され、同じサイズのものは同じ高さに並べられた。色彩は万国旗のように華やかで、たいへん壮観な風景となった。

即売会は午後2時から始まった。主な販売会場はソニービル一階の売り場だが、宣伝のために一部の商品がビルの壁面にかけられたのである。お客さんが壁面のジーンズを気に入った場合、販売員がビルの屋上で待機している係員に連絡する。係員は曲芸のようにロープで壁面を降りてきて、お客さんが指定したジーンズをはずして地上まで持ってきてくれる。このように労力をかける目的は、見る人の目を驚かせるためもあるが、それぞれのジーンズが世界にたった一つのものだからでもある。

実はこれらのジーンズの材料は、これまでにソニービルの壁面で使用された広告幕なのである。屋外の広告幕に使用される材料は耐久性も高く、プリントや色褪せ防止などに関する要求度も高いので、模様のプリントされたこれらの布はしっかりと作られた上質な製品である。しかし広告という点から言うと、頻繁に交換しなければ人の目を引くことができないので、広告幕は一定期間ごとに新しくする必要がある。それをそのまま捨ててしまってはもったいないので、ソニーでは「Sony Recycle Project JEANS」というイベントを企画し、廃物を利用して世界でたった一つのジーンズを作って販売することになったのである。

ブルーのものは「FIFA」の広告、シックなものは「VAIO」の広告、赤いものは「シネマ歌舞伎」の広告である。色も内容も異なるものを裁断して新たに組み合わせた広告の文字は、ユーモラスだったり、独特な美しさがあったりする。巧妙に組み合わせることができれば、「Sony Recycle Project JEANS」は大胆で前衛的な若者たちには個性を、熟年の人々には感性と優雅さをもたらすにちがいない。

広告幕には限りがあるので、120本の限定で製作され、価格はどれも1本1万5千円である。(劉詩音執筆)

「Sony Recycle Project JEANS」 http://www.sony.jp/mail/mysony/special/20090917/

アジア最大のアートイベント

アジア最大規模のアートイベントである「デザイン・フェスタVol.30」が、10月24日から25日まで東京ビッグサイトで開催された。15周年を迎えて、展示販売のブース数は今までの最高を記録した。二日間で8500人以上のアーティストが、それぞれ異なる個性のオリジナル作品を自由に展示・販売し、国内外から集まった5万人の来場者たちと共に、秋が深まり行く東京で楽しいイベント気分を盛り上げた。

年齢・国籍を問わず、審査もないため、子供から老人までの参加者があり、個人やグループ、学校参加や企業参加もあり、それぞれが思う存分腕を振るった。絵画、イラスト、フィギュア、ファッションなどの展示の他、ダンス、演劇、パフォーマンスアート、ファッションショーなどもあり、表現の方法についてもあらゆるものが登場した。1994年以来、毎年二回行われているデザイン・フェスタは、無限に自由な芸術表現の舞台を提供してくれる。

今回の「デザイン・フェスタVol.30」では、買い物や出会いや鑑賞を中心として、様々な体験を味わうことができる。両日延べ5500のブースで展示販売が行われる他、ライブエリア、ファッションショー、ミニシアターなどの特設空間が設置されている。日本全国から546組の地方のアーティストが上京して参加し、海外からは32組の韓国のアーティストを初めとして、30ヶ国あまりの国々からの参加があった。家族連れの来場者のために、保育士が常駐するキッズエリアも新設され、触って楽しむことができるアート作品の展示が行われた。

今回の大きな特色は「雑貨ブース」の激増である。若い女性たちの間では手作り雑貨が流行しており、今回は1348組の雑貨ブースの出展があった。また環境保護を出発点とした「紙アート」では、レシートで作った紙雑貨や、本物そっくりの紙の昆虫、切り絵のモビールなど、多数が出展された。引退した中高年のアーティストたちも多く、50歳以上の参加者は200名以上もあった。

創意いっぱいの新しい作品に出会う楽しさは、衝撃的な快感である。会場にはエネルギーと活力が溢れ、クリエーターと鑑賞者が一体となった温かい心のふれあいがあちこちに見られる。特に、たくさんの外国人たちの姿を見ると、日本から発信した自由なアートイベントが世界に向かっていることが感じられる。次回の「デザイン・フェスタVol.31」は、来年の5月15日、16日に行われる。次回はあなたも参加してみては?(咫尺取材)

(C)2009 DESIGN FESTA Ltd.

デザイン・フェスタ公式サイ http://www.designfesta.com (日、英、中、韓など15ヶ国語)

少年の日の夢

子供の頃見た百科事典の挿絵に、大きな木とその下の地面の断面図があって、根が絡み合いながら地中深く伸びていく細かい描写に、あれこれと想像をかきたてられたものだ。先日、記憶の底に沈んでいたその映像がよみがえってきた。ある店で偶然「NEKKO」に出会った夜、少年の日の夢が再現されたような嬉しさを感じた。

「NEKKO」は珍しい造型の一輪挿しである。デザイナーは大胆に日常生活のある断面を切り取って、植えられた花の根を「見通せる」ようにし、花瓶から空へと伸びる一輪の花を慈しんでいる。左右に伸びるおしゃれな「ひげ根」は、まるで花瓶に挿した花から伸びたもののようで、ユーモア感覚に満ちている。縦横12cm、奥行きわずか4cmなので、非常にコンパクトで、台所や洗面台などの狭い場所にも、デスクの上や寝室の出窓などの狭い空間にも置くことができる。

季節の花を生けるのに、「NEKKO」があれば魅力も倍増する。道端の名もない雑草を摘んできても、「NEKKO」に挿せば元気いっぱいになる。ホワイト、テラコッタ、グリーン、ラベンダー、ダークブラウンの5種類があり、バラ、ユリ、水仙、チューリップ、ひまわりなど様々な色と形にぴったりである。複数の「NEKKO」を組み合わせれば、インテリアとしても美しいし、気持ちも明るくなるに違いない。一日中忙しくて花とは疎遠な私たちにとって、これは花と出会う一つの機会になるかもしれない。

「NEKKO」はPBT樹脂で作られた安定感のあるフレームである。割れる心配もないので、小さな子供がいる家庭でも安心して使える。実際に花を挿したときのバランスや水の量も計算して、幅や厚さや花を挿す穴の深さなどが決定されており、可愛らしいだけでなく実用的でもある。汚れも簡単に洗い流すことができる。

ネットワークの普及によって我々は失ったものも多いが、一方では多くのすばらしいものも創り出している。パソコンのキーボードなどを作るのと同じ素材を使って、独特な創意と丁寧な処理によってこのようなすばらしい製品が誕生した。日本の職人たちは、伝統的な琉球ガラスや水晶や竹細工などで一輪挿しを作り、国内外で高い評価を受けているが、「NEKKO」もまた、新たな一輪挿しの傑作と言えるだろう。「グラフィックのような根っこを自然の花と対比させ、毎日見慣れた風景の中にちょっと不思議な空間を作り出すと、楽しい気分になる」――これがデザイナーのコンセプトである。大人になった私は「NEKKO」に対して、さらに子供の頃の思い出という新しい注釈を加えたのであった。(姚遠執筆)

&design http://anddesign.jp/ (日、英)

日本が好きな方、あるいは中国に興味がある方、みなさんは疑問の答を求めて一日を無駄に費やしたり、恥ずかしくて他の人には聞けなかったりしたことはありませんか?「温泉に初めて入った時の体験談を聞きたい」「中国のタクシーの運転手はどうしてあんなに若いのだろうか?」そんなときは、悩まずにすぐ「OKWave 中国」に書き込んでください。きっと誰かがあなたの疑問に答えてくれます。

ほかの人がどんな質問をしているか、見てみましょう。
Q.「日本に来たばかりのとき、どんなことに驚きましたか?」
A1.「エスカレーターに乗ったとき、みんなが左に寄って右側を急ぐ人のために空けていたこと」
A2.「日本人の多くが携帯をバイブレーションに設定していて、日本に来て長いのに、ほとんど着メロを聞いたことがないこと」

なるほど、国の間の文化の違いは大きいものですね。私自身が印象深かったのは、初めて日本の美容院に行ったとき、美容師が私のそばにひざまずいて髪型をどうしますかと言われたことです。当時は本当にびっくりしました。

Q.「私は中国語を習い始めたばかりの日本人です。最近の中国語の流行語を教えてください。」
A1.杯具(「悲劇」という意味。杯具と悲劇は発音がbeijuで同じ。)
A2.「酷(クール)」、「暈」、「汗」(ネットでチャットしているときに気持ちを表すのによく使う)

中国語でも日本語でも、毎年たくさんの新しい語彙が登場しますが、みなさんは意味がわかりますか?日本に住んでいる私は、たくさんの新しい言葉を知りませんでした。実に「杯具(悲劇)」です。(笑)

他にも、面白い質問がたくさんあります。
Q.日本の節約の方法 Q.日本語学校と大学別科にはどんな違いがあるか? Q.20歳ぐらいの女性には日本のどのブランドの化粧品が適しているか? Q.東京ディズニーランドとディズニーシーの違いは?

興味のある質問は見つかりましたか?自分自身の質問は思いつきましたか?さあ、さっそく質問してみましょう。(「OKWave 中国」スタッフ 小徐執筆)

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