2010年3月5日第8号(通巻第207号)・FOR MAN・




【photo by Kazuhiro Matsumoto】

3/5(金)Hiromix 「愛の部屋」(〜3/14)Eye of Gyre

3/6(土)第58回湯沢温泉雪まつり 新潟県湯沢町

3/7(日)「ル・コルビュジエの建築」(〜4/24) タイセイ

3/8(月)桐原わら駒
長野県長野市 桐原牧神社

3/9(火) 「Messenger project in skype outside」(〜3/15)
Art-U room

3/10(水)芸能上達祈願祭
京都府京都市西京区法輪寺

3/11(木)第49回消費者のためになった広告コンクール展(〜3/13)アド・ミュージアム

2/26(金)「ポラロイド」ブランドの小型ビデオカメラが発売

2/27(土)びっくり、ハート形イチゴ新婚の同僚にプレゼント

2/28(日)新幹線:さよなら「500系のぞみ」見納め

3/1(月)そのまま食べるかつお節、「食べるかつお」発売!

3/2(火)光岡自動車、新型車「ガリュークラシック」発表

3/3(水)AC Adapter CHARGY「EHON TRAY」販売

3/4(木)『真・三國無双 MULTI RAID 2』サンディスクと共同キャンペーン実施

→世界遺産の印象は、遺産とは言っても過去ではなく、現代に息づいているということでした。過去から継承したものだからこそ、今がすばらしい!その奥深さゆえに価値があり、価値を高めた人の努力も重なっている。正に自然と人間の融合と調和が織り成した総合芸術だと思います。【東京 miyasige3850

←世界遺産の本質と奥深さを言い尽くしたメッセージをありがとうございます。この連載は二回掲載しましたが、全国の世界遺産を引き続き紹介すると共に、折につけてそれぞれの景観を詳しくご紹介する特集を配信すると考えております。

→ラジオで聞いたのですが、日本人は4人に1人が花粉症患者というのは本当ですか?また花粉の季節がやってきました。編集部のみなさん、どうぞお大事に!【ソウル ナズナ

←日本に来て最大の「収穫」は、いつからか「花粉症」にかかってしまったことです。春になるたびに、何とも言えない気分になります。しかし、「花粉症」を恨んでいても治るわけではありません。苦しみの中に楽しみを見出してこそ、苦痛を和らげることができるでしょう(笑)。

ALAYA

ミニ空気清浄器

囲の空気環境を改善しようという声が高まるにつれて、これまでの空気清浄器ではユーザーの要望を完全に満たすことが難しくなってきた。各メーカーは知恵を絞り、超小型の空気清浄器を次々と市場に送り出している。

eneloop air fresher】 eneloopは三洋電機が提案する、日常生活でエネルギーを繰り返し利用しようという環境保護型のブランドである。eneloop air fresherはポータブルの空気清浄器で、繰り返し使用するというコンセプトと、水を使って空気を浄化するというコンセプトを一体化した新製品だ。水道水を分解した電解水を超音波で霧状にして噴射し、超微細な水の粒子が花粉や細菌の蔓延を効果的に抑制する。内蔵電池、外部電源、車載電源のいずれでも使用可能である。色はマシュマロホワイトとチョコレートブラックの二種類から選べる。サイズは500ミリリットルのペットボトルとほぼ同じなので、自動車内で使用する場合はドリンクホルダーに置くことができ、揺れた時に倒れる心配もない。充電時間は5.5時間で、3時間から4.5時間の連続使用が可能である。

USB光触媒ミニ空気清浄機】 光触媒による浄化方式で消臭と除菌をする事例は、医療、薬学、看護などの分野ではすでに極めて普通のことである。USB光触媒ミニ空気清浄機は、光触媒に光が照射した時に発生する活性酸素を利用して、悪臭や汚れなどの有機物を分解する。活性酸素は悪いイメージを持たれがちだが、それは人体の中で発生する活性酸素の話であり、実は利用価値の高いものなのだ。家庭で光触媒を使ってカビの発生を抑制したり、煙草やペットの排泄物のにおいを消したりすると、非常に効果的である。サイズは幅72ミリ、幅134ミリ、厚さ97ミリで、重さは135グラム、USBコードの長さは1.9メートルである。

首にかける森林浴】 携帯型のマイナスイオン発生器、イオニオンEXは見た目も美しく、重さわずか55グラムと軽量な日本機能性イオン協会認定商品である。吹き出し口から30センチの距離で、140,000個/立方センチメートルのマイナスイオンが得られる。大量のマイナスイオンは、花粉症やインフルエンザを効果的に抑制できる。身につけて使える発生装置なので、雑踏の中でも充分なマイナスイオンを確保できる。この製品はオフィスなどのマイナスイオンを発生させるのが難しい場所でも活用でき、必要な電源はわずか単3電池1本である。可愛らしい外観は携帯電話に似ており、首にかければ1日中、森林に身を置いているかのような豊かなマイナスイオンを楽しむことができる。(南天執筆)

空気清浄機の選び方のポイント http://allabout.co.jp/gm/gc/2084/

自転車ブームの再来

マイカーの普及で一時は落ち込んだ自転車市場だが、人々の環境や健康への意識が高まるにつれ、流行に敏感な若者たちの間で再び注目を浴びるようになってきた。静かな自転車ブームの中で、特に注目されている商品を探ってみよう。現在の自転車事情にきっと驚かれるに違いない。

人気沸騰のトライアスロン用自転車】近頃、水泳+自転車+マラソンで競うトライアスロンに参加する人が急増している。自転車に乗って180キロを疾駆するのに使われるスコット・プラズマリミテッドは、重さ約7キロの競技用自転車である。前後から見ると厚みがほとんど感じられず、空気抵抗を極限まで低減している。120万円という定価を聞いて、一瞬耳を疑う方もいるかもしれない。フレームの価格だけなら42万円だが、自動車を一台買うのに必要な総額は、誰もが簡単に出せるものではないだろう。

日本国産のオーダーメイド車】価格が高いのはレース用の自転車だけではない。日本人の体型を熟知した日本のメーカーが、まるでスーツを仕立てる時のように、ユーザーの体型、身長、体力に基づいて特別にあつらえる自転車、アンカーRMZは、フレームだけで48万円だ。しかしながら、注文をする際に個人の好みや走行のタイプなどの条件によりコンピューターで最も適した数値を算出し、自転車が仕上がってから、さらに乗車時の関節の角度などを測定し最終調整した上で完成となる一台は、自動車を運転するよりも快適であろう。

アウトドアの必需品!?】郊外に遊びに行く時に自転車を持って行けば、目的地で風景を楽しみ、マイナスイオンを存分に浴びてサイクリングをすることが出来る。アウトドア・プロダクツが発売した小型折りたたみ式のアウトドア専用型DLT−MODELは、アルミニウム製の車体が非常に軽く、六段変速であらゆる場面に順応する。車で移動するときは後部トランクに入れられるし、軽くて小さな車体は列車に持ち込むことも出来て、とても便利だ。価格も比較的手頃で3万9千円と若者でも手が伸ばせそうである。(夜風執筆)

自転車で通勤しましょう http://319ring.net/

楽しいマスクで花粉対策

今年の冬はここ数年なかったほど冷え込み、冬に入る前に例年発表される「暖冬予報」も今年は存在しなかった。中国では昔から天候がよく人々が出歩くようになる3月を「陽春三月」と言う。しかし、その3月初旬になっても、少し前に何度か降った大雪の影響なのか、なかなか気温が上がらない。しかし、植物は大雪にも負けず、息を吹き返し、街角の公園ではまだ新緑も見られない季節から、人々を何ヶ月にも渡って悩ませる花粉がすでに飛散し始めている。

花粉症の主な症状、くしゃみ、鼻づまり、鼻水、目のかゆみなどは、鼻腔や目の粘膜が花粉によってアレルギー反応を起こすために発生する。そのため、花粉が比較的少ない屋内では、症状が屋外よりいくらか軽減される。人と自然が共生は数百万年に渡るのに、なぜ毎年必ず飛散する花粉に対して過剰反応が起きるのだろうか?患者は空気中に撒き散らされた花粉と接触すると、自然に免疫力が生まれる。その後、再び花粉と接触した時に発生する過剰免疫反応が花粉症なのである。花粉症を防止したり、症状を軽減したりするのに最も有効な方法は、花粉と直接接触しないことである。

日本は世界でマスクの種類がいちばん多い国だと言われる。初めて日本の薬屋でマスクを買う外国人観光客は、どれを選んだらいいか迷ってしまうことだろう。昔からある白い長方形のマスクを数ヶ月間も使用し続けると、花粉症で憂鬱になっている気持ちがますます暗くなってしまうかもしれない。毎日色が異なった綺麗でユニークな形のマスクを使うことで、少なくとも自分の気分だけは少し改善するだろう。

日本のデザイナーがデザインする面白いマスクのシリーズは3年間もの間、1日に1種類のペースで発売されており、現在は1000種類以上の中から選ぶことが出来る。振り返ってもらえる確率は非常に高いと思うが、これらの奇抜なマスクをかけて外出するのには、たいへんな勇気が必要だ。また、近年は、見た目も美しく、花粉症抑制効果もあるマスクも次々と発売されている。ハローキティなどのキャラクターのマスクは子どもたちに人気がある。京都の「くろちく」が発売した特製マスクは、立体構造を採用しているので、鼻孔と口がマスクとの一定の空間を保ち、長時間使用したときの鬱陶しさを軽減する。ガーゼと化繊布を素材に用い、花粉の侵入を効果的に防止する。暖色調の和風のデザインは、美しさを求める女性たちを惹きつけることだろう。(佳子執筆)

吉田依子デザインのマスク http://workbook.yoriquo.com/?cid=45160

高級シェアハウスに住む

まったく知らない人と高級マンションをシェアするという生活スタイルが、近頃、20代から30代の人々の間で静かに流行している。ちょっと聞くと、家賃の負担を軽減するためかと思うが、実はそうではない。シェアする家には自分の個室の他、数十平方メートルの広い客間や、バー、ビリヤード台、果てはジムまで共同で使えたりするのだ。こうしたシェアハウスに住む人の多くは、収入が平均よりも高い社会人である。もともと豊かな生活を象徴する豪華マンションは、シェアしても快適で楽しい生活は変わらず、家賃は気軽に払える金額なので、メリットが大きいのだ。

渋谷駅から徒歩7分の圏内で、築20〜30年の小さなマンションを借りても、10万円近くかかる。渋谷の円山町は、かつては芸者が多い花街として有名であったが、現在でも渋谷の繁華街の中心地である。マンションの7階にある「花街shibuya」という名前を持つシェアハウスは、マンションの最上階のペントハウスで、もともとはこのマンションのオーナーが自分のために作った豪華な住居であった。運がよければ、このようなシェアハウスに出会える可能性もある。

玄関には安全性の高いオートロックが採用され、不在の時に来た小包などを保管するために専用の宅配ボックスがある。豪華な客間には柔らかい紫色のソファがあり、昔の貴族を連想させる。洋風の部屋と琉球畳、ふすまの組み合わせは、なかなか新鮮だ。最新式のシステムキッチンの3口コンロには、料理好きの人も満足するだろう。食器や家電などもしっかり完備されている。大型の大理石の洗面台の向かいには洗濯機がある。だが浴室は一つなので、5人でのシェアは、少し不便を感じるかもしれない。部屋の配色と設備は異なり、それぞれのテーマがある。7平方メートルのウォークインクローゼットがある部屋もあり、外出前の服を選ぶ時間も楽しそうだ。

安い家賃で豪華なマンションを楽しむことは、確かに魅力的である。シェアハウスに住む場合、お互いのプライバシーを守ることは必須であるが、まったく知らない他人と一つ屋根の下に住むことに煩わしさを感じることはないのだろうか。高級シェアハウスの住人は、若いクリエーターやビジネスマンが多く、同じ業界や異なる業界の人と交流することで、たくさんの新鮮な発見があったり、多くの友人と知り合うチャンスが増えるなど仕事にも役立つのだそうだ。これは一人で生活している時には絶対にないことだろう。どうやら、煩わしさよりも人との交流で得られる付加価値を重視して入居する人が多いようである。(青空之心執筆)

東京コマドリ http://tkgf.jp/comadori/sharehouse_002.html

年越しの日の共感

故国がお祭り騒ぎに沸いている春節前の大晦日、私は一人、果てしないネットの海の中で、旧知のネットサーファーの姿を探し求めていた。パソコンの脇に置かれたマグカップからはコーヒーの熱い湯気が緩やかに立ち上っている。窓の外には寒暖の変化が激しい冬の風景が広がり、遠くで瞬くハート型のネオンが、翌日の2月14日に東京に訪れるもう一つの楽しいイベントを象徴している。

「再び日本を漂流する」突然現れたブログのタイトルに惹きつけられ、思わず顔をスクリーンに近づけた。「1年半の国内の生活で、心身共に疲労してしまった・・・食品の安全には保障がなく、家では電話による詐欺から身を守り、街ではバッグを盗まれないように気を遣い、会員カードを作るにも詐欺に遭わないように気をつけ、「人民の公僕」である政府部門とのやりとりで何度も呼び出され・・・超人でなければ国内の煩わしく複雑な生活をこなすことはできない・・・私は再び、愛憎相半ばする日本に逃げ帰ってきた。言ってみれば、まったく失敗の人生だ。」

目の前に、いつも微笑みを浮かべている顔が浮かんだ。彼女は、名前も知らず、会ったこともないが、ずっとネット上でその行方に注目していたブログ上の友人である。9年前に来日し、熱心に勉強して素晴らしい成績で立教大学大学院の経済学修士を獲得した。彼女の向上しようとするねばり強い精神に感服し、いつも心の中で応援していた。一昨年の夏の夜、彼女は「東京に語る言葉」というブログで「さようなら、東京!私はあなたへのすべての愛情を今夜の清風と明月に託します。」という言葉とともに自身の漂泊生活に終止符を打った。

最近は北京から発信されてくるブログを読む中で、彼女の輪郭が次第にはっきりとしてきた。「私は自分が変化していくもう一つの過程を見ているような気がする。海亀がしだいに囚われの鳥になっていく過程を。」「仕事のストレスは大きく、年越しの夜にも仕事の原稿を書いている。」「国内の1年半の生活で、私には何度か自殺という考えが浮かんだ。」この告白は、私の心を強く揺さぶった。他国の習慣に馴染む為に、その国の環境に努力して溶け込み、その結果、故国の生活に適応できなくなった「海亀派」(留学帰国者)は以前から数多くいたが、このように厭世観に捉われた話を聞くのは初めてのことだった。

濃いコーヒーを一口含み、苦味の中にかすかな香りの余韻を味わう。日本へ戻ったことは、もう一度頑張る為の原動力になるのか?それとも人生の逃避の避難所に過ぎないのか?私は心の中で彼女に問いかけた。そしてキーボードを叩き、彼女の為に自分の心の扉を開いた。「『途上にある』と言える人生があります。海外に漂泊する全ての人が、そのような人生を歩んでいます。途上であっても、やはりそれも人生です。歩く道の周囲の美しい景色を大いに楽しめば、漂泊の歳月を恐れたり不安に感じたりすることはないでしょう。」そして署名欄に「あなたと同じ境遇の『東京人』」と入力した。

再びブログを訪れた時は、すでにテレビから「列島の桜便り第一号」が届いた初春だった。年越しの夜に書き込んだメッセージの下には、一行の小さな小さな返信があった。「機会があれば、この『途上』にある『東京人』と知り合いたいです。あなたのメッセージに感動しました。」熱いものが湧き上がり、私の視界がぼやけた。再び明るく輝く日々がまもなく訪れることを告げるかすかな呼び声が、遥か遠くの山から聞こえてくるような気がした。(姚遠執筆)

新浪ブログ「天海辺的・威森林」 http://blog.sina.com.cn/yaluhou(中)

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