2011年7月22日
第27号(通巻第273号)






【photo by Yao Yuan】

7/22(金)NS_CONCEPT 坂井直樹展(〜7/25) 表参道「GYRE」3FギャラリーEYE OF GYRE

7/23(土)「生きてる実感 vol.3 -信じる力-」パフォーマンスイベント M Event Space & Bar

7/24(日)「αMプロジェクト2011 成層圏 Vol.3 下道基行」展 (〜8/13) Gallery αM

7/25(月)「Soul @Africa  リンクするアフリカルチャー」展 (〜9/19)  多摩美術大学美術館

7/26(火) 「香りをイメージする香水瓶」展 (〜9/11)ポーラ ミュージアム アネック

7/27(水)泉太郎 「cloud, looks like a spider」 (〜9/4)  ナディッフ アパート

7/28(木) ライアン・ガンダー 「Meaning...surrounds me now」(〜9/18)1223 現代絵画

7/15(金)よしもと祇園花月、グランドオープン!

7/16(土)『劇場版ポケモン』、前売り券が5年連続で200万枚突破の快挙!保持しているギネス記録更新の可能性も

7/17(日)aiko、13周年記念日ライブで感涙「頑張っていっぱい曲書きます!」

7/18(月)ソニービル:恒例の大水槽を設置 太陽電池パネルで発電も

7/19(火) 原田芳雄が71歳で逝去。7月11日には主演作舞台挨拶に車椅子で登壇も

7/20(水)浴衣姿のPerfumeに歓声!7月30日公開「カーズ2」のジャパン・プレミアが開催

7/21(木)土用の丑の日:節電の夏、ウナギ熱

→「臍帯」を撮った同じ監督の何年か前のショートフィルム「TWO LOVE二つの愛の物語」を見て、柳生みゆさんに注目しています。もっとドラマなどに頻繁に出てもいい存在だと思います。「臍帯」も見ました。独特の世界観をよく演じていますね。「カーネーション」も楽しみです。【日本 らららん

←私もrararanさんと同じように期待しています。柳生みゆさんは日本だけでなく、中国語圏でもファンがどんどん増えています。
 
→欲望は、長い間抑圧されると爆発します。芸術性が高く、リアリティにも優れているので、多くの人を感動させたのでしょう。(編集長のフォトエッセイ「芸術の究極の姿」を読んで)【中国 想飛的蝸牛
 
←様々な束縛を逃れ、真の人間性を追求すること。これもまた「ブラックスワン」のテーマに対する一つの理解だと思います。
 
→私の微博(マイクロブログ)上の日本人の皆さんが注目しているかどうかわかりませんが、興味があれば是非読んでみてください。著者は日本人のオタクです。これは中国のオタクを研究した本ではありますが、著者は愛情をもって書いていると思います。ですから、日本にいる中国人のオタクの皆さんも読んでみてください。(「オタ中国人の憂鬱」を読んで)【中国 澄色天空

←本物の「中国人オタク」からの評論をありがとうございます!我々はメールマガジンの日本語版で、澄色天空さんのご意見を日本の「中国人オタク」の皆さんにお伝えします。

エコ家電の激戦区

猛暑の季節がやってきた。原発問題に端を発した電力不足が、日本に影を落とし始めている。電力使用率の数字が天気予報と同じように常に更新され、あちこちで見ることができる。だが、必ずしも悪いことばかりではない。ゴミの回収を利潤の高い産業に変えてしまうこの国は、震災復興のこの時期にも、新たなビジネスチャンスを発見して大いに活用していくに違いない。

日本最大手の家電量販店、ヤマダ電機では、最近新たな拡張を開始した。去年、新宿駅東口に7階建てのビルを建てたのに続いて、今年の7月15日には新宿駅西口にも量販店を開店した。ここ数年、経済危機のために経営が振るわない家電量販店だが、なぜヤマダ電機は震災の後に店舗の拡張を始めたのだろうか?

その理由は、電気不足がもたらしたビジネスチャンスである。電力使用率が100%を超えないようにするために、ほとんどの企業や家庭が節電を考えている。そこで、扇風機、太陽光発電、LED電球(発光ダイオード電球)や節電機能を備えた冷蔵庫、空調など、「節電」と「エコ」に関わるすべての製品が、この夏の熱い購買対象になっているのだ。

従来の電球は、タングステンフィラメントを燃焼させて光を発するもので、大量の熱エネルギーと電力を浪費する。だが発光ダイオードは通電と同時に発光するので、LED電球の電力使用量は、同じ明るさのタングステンフィラメントの電球のわずか10%なのだ。しかもダイオードは寿命が長く、LED電球は20年ほど使えると言われている。しかしLED電球は価格が高く、一つ数百人民元もするので、最初に日本市場で売り出された時、あまり人気が出なかった。だが今年は、LED電球が飛ぶように売れている。同じようによく売れているのは、扇風機である。ヤマダ電機新宿西口店の開店時には、500台の安い扇風機が並べられたが、あっという間に売り切れてしまい、新型の羽のない扇風機も需要に供給が追い付かない状態だ。子供のいる家庭では、扇風機を何台も買っているようだ。

新開店の店舗自体にも、たくさんの太陽光発電パネルを取り付け、全店でLED電灯を使用して省エネ問題に取り組んでいる。もともと新宿地区は、有名な家電量販店、ヨドバシカメラやさくらやの誕生した場所であり、数年前にはもう一つの大手量販店ビックカメラがここに大型店舗を開店した。熾烈な競争によって、さくらやは去年破産宣告に追い込まれた。ヤマダ電機の力強い拡張は、家電業界の競争をますます激化させるに違いない。(凱特執筆)

ヤマダ電機公式サイト http://www.yamada-denki.jp/ (日、英、中)


「左足ブレーキ」論議

運転免許を持っている人ならご存知だろうが、一般に、運転の時には右足でアクセルもブレーキも踏み、左足はクラッチを踏むか、何も操作をしないというのが普通だ。だが最近、「左足でブレーキを踏む」というやり方がネット上で熱い論議になっている。オートマチック車にはクラッチがないので、ブレーキの位置はマニュアル車より左寄りに付いており、そのため左足でブレーキを踏むのが可能になる。オートマチック車の場合、ブレーキを右足で踏むのと左足で踏むのとでは、それぞれ一長一短であるが、日本政府の指導方針によれば、自動車教習所では「右足で踏む」ように指導することになっている。クレーン車やフォークリフトなどの特殊な作業車両の場合は、停止時にもブレーキを踏む必要があるので、左右二つのブレーキが付いていたり、ブレーキとクラッチが一体化していたりする。

作業の効率を高めるために、多くの運転手は左足でブレーキを踏んでいる。それは踏みかえる時間を短縮できるからだけでなく、停車したままクレーンを動かす時など、頻繁に踏みかえるのは非常に難しく、ブレーキを踏まないで車が暴走する危険もあるからだ。一般車両の場合、左足を床についていると体のバランスを保持することができる。だが、競技車両では車高と座席が非常に低いので、両足が前方に伸びることになり、身体は特殊な安全ベルトでしっかり固定されているので、左足で姿勢を保つ必要がない。踏み替えの時間を極度に短縮するためには、自然に左足でブレーキを踏む方法を採るようになる。普段の生活でオートマチック車を運転する場合に、左足でブレーキを踏む人は、特に女性に多いようである。ハイヒールを履いているから頻繁に踏みかえるのが不便で、自然に両足で別々に操作するようになるのかもしれない。

だが本当に左足でブレーキを踏む必要があるのだろうか?カーブを曲がる時には、身体に反対方向の重力が働くので、左足で体のバランスを保つことが欠かせないと言われる。左足でブレーキを踏む操作は不可能というわけではないが、自動車の設計上の前提では、右足でブレーキを踏むようになっている。普段床に置いている左足でブレーキを踏むことで、踏み替えの時間を短縮できるとは言えない。また、左足をずっとブレーキの上に軽く載せていると、緊急時にどちらの足を踏み込むべきかわからなくなり、瞬時に判断するのは難しいだろう。

統計によれば、左足でブレーキを踏む人は、危険時に両足を踏み込む傾向があると言う。考えてみれば、身体に重みがかかった時に、身体のバランスを保つために、両足を踏ん張るのは無意識の反応として自然である。ブレーキとアクセルの位置を見てみると、左足でブレーキを踏むのに不便であることは一目瞭然だ。長時間左足でブレーキを踏んでいると、疲労度が高まる。冷静に分析した後では、左ブレーキを試してみようと思う人は少ないだろう。独創的な考え方も悪くはないが、正しい規則に従って運転するのが、多くの場合必然的な道理ではないだろうか。(緋梨執筆)

左足ブレーキ(ビデオ) http://www.youtube.com/watch・v=tLLBNlPZx6U


直木賞決定

直木三十五賞と芥川龍之介賞は、文学愛好者でなくても、誰でも知っている賞だろう。日本文壇の「アカデミー賞」とも言えるこの二つの文学賞の対象は、それぞれ異なっている。直木賞は長・短編大衆文学の代表的な賞であるが、芥川賞は純文学の短編作品に与えられる。両者ともに、たいへん影響力の高い賞で、文学という大海原にあって、作家にとっては受賞が登竜門のようになっている。

直木賞と芥川賞は、文芸春秋社が1935年に設立し、これまで76年間経っているが、なぜ今年は第145回なのだろうか?実は他の文学賞と違って、これらの賞は年二回授与されるのだ。今月14日、日本文学振興会は東京で、直木賞と芥川賞の選考会を行い、48歳の池井戸潤さんが経済小説「下町ロケット」(小学館)で、他の四人の候補者を破って今年の直木賞を受賞した。一方芥川賞の方は、水原涼さんの「甘露」など5作品への投票数がいずれも過半数に達しなかったため、該当者なしとなった。芥川賞は2010年の142回と同様、受賞者が空席となった。

池井戸潤さんは慶應義塾大学卒業で、以前は三菱銀行に勤めていたため、金融知識が深い上に、文学の素養が高く、独自の経済小説のスタイルを持っている。かつて「空飛ぶタイヤ」が136回、「鉄の骨」が142回の直木賞候補作品になったことがあり、候補になったのは三回目だが、今回はついに受賞することができ、100万円の賞金を獲得した。受賞作品の「下町ロケット」の主人公は佃航平と言い、彼は宇宙工学の研究をあきらめて、東京都大田区の実家で工場を経営している。小説では、中小企業(佃製作所)と大企業(帝国重工)の間の戦いが描かれ、中小企業のたくましい向上心が示される。

バークレイズ銀行の研究データによれば、東日本大震災の復興に必要な資金は1800億米ドルに上るという。中小企業の振興を推し進め、経済復興を促進するために、この経済小説「下町ロケット」は希望の光のように日本を照らしている。(葉子執筆)

文芸春秋/各賞紹介 http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm


気仙沼大島の復興プロジェクト

東日本大震災の後、被災地で最も不足しているものは何だろう?住宅、エネルギー、飲料水、そして何よりも食糧だ。特に、大陸と橋で結ばれていない離島は深刻である。今回地震の後に、気仙沼市の大島という島は、まさに食糧不足の危機を経験した。そして地震が静まった現在、「みんなの畑プロジェクト」という計画が盛んに進められている。

大島は宮城県の気仙沼湾に位置する、人が住む東北地方最大の離島で、現在約3200人の住民がいる。気仙沼からは、専用の汽船で30分ほどのところにある。大島は観光業が盛んで、国立公園の一部となっており、島にある小さな山、亀山の風景がたいへん美しい。島には大小のホテル・旅館が30以上ある。また、大地震の前は漁業が非常に盛んで、多くの漁民は漁業用の汽船を保有し、船で気仙沼へ買い物に行くのも便利だった。島の人は一般に島内を車で移動しており、自家用車ごとフェリーに乗り、気仙沼に着いたら、また車を運転して買い物をするというのが普通だった。そのため、大島には空いている土地があっても、食品を簡単に買えるために、農業に従事する人は少なかった。

だが、無情な地震が津波を引き起こし、沿岸の家屋を押し流すと同時に、岸辺に停泊していた汽船も災難を免れることはできなかった。大島は突然孤立してしまったのだ。この時住民は、島外での買い物に頼っていてはいけない、島の未来のために農業を発展させなければ!ということに気が付いた。そこで、住民たちとNPO法人、ボランティア、各界の人々の尽力によって、「みんなの畑プロジェクト」が生まれたのである。この計画は、お年寄りでも子供でも女性でも、簡単に耕作できる畑を開拓するというものである。現在、試験畑として、黒潮旅館のご主人、堺さんの畑で、ジャガイモやナスなどの作物が順調に育っている。

5月中旬に筆者は、震災ボランティアとして大島に4日ほど滞在したが、幸運にもこの畑プロジェクトに参加することができ、毎日朝早く畑で農作業を行った。作業の内容は、深くまで伸びた草の根を掘り出すことだった。堺さんによれば、この土地は10年間まったく使用していないとのことだった。このプロジェクトがまだ計画段階の頃、各界の人々が大島に集まり、会議を開き、意見を出し合い、荒れ地を開墾して農作業を行うことになった。大地震の教訓から学び、次の震災に備えるために、非常に短い期間で荒れ地の開墾を決定して実行に移すことができたのである。

今回の大震災で、日本経済は再起不能になると言う人もいるが、今回の地震はむしろ日本が発展する契機になると言う人もいる。大島の人々の意欲と決心を深く感じた筆者は、後者の意見に賛成である。日本の大手新聞各社も、大島のこの食糧自給自足計画を伝えている。震災後の大島は、きっと多くの人々の支持を集めることだろう。(秋桜執筆)

Photo by 秋桜

気仙沼大島ホームページ http://www.k-macs.ne.jp/~oshimahp/


結婚って、本当に難しいの?

ある日私は、東京の西麻布にある雰囲気のいいポルトガル料理の店で夕食を食べていました。ふと見ると、長いテーブルで食事をしている人たちがいます。男性と女性がそれぞれの側に分かれて坐り、グラスを手に、好感を持った相手に自分をアピールしていました。ある女性は声を大きく張り上げ、何人かの無口な男性たちは呆然として坐っています。話が合ったカップルは店の外に出て、二人だけで近距離で甘い時間を過ごしています。それを見ていて、私は本当に驚いてしまいました。日本のテレビドラマに出てくるのとまったく同じだったからです。

みなさんは「婚活」という言葉を聞いたことがありますか?これは造語で、日本語では学校の課外活動を「部活」と言い、就職先を探す活動を「就活」と言いますが、結婚をするために一生懸命相手を探す行為を「婚活」と呼ぶのです。「就活」と「婚活」はいずれも、社会学者の山田昌弘さんが発想した新しい名詞です。婚活に参加する人は、大体30歳から40歳ぐらいの社会人で、統計によれば日本では毎年数十万人の人々が、一日も早く結婚式を挙げるために、お見合いパーティに積極的に参加しているそうです。

ある日本のドラマのテーマが、ちょうどこの婚活でした。主人公が様々な合コンに参加しては失敗する物語に、大いに同情したものです。性格も明らかによく、条件も決して悪くない人なのに、誰も好意を持ってくれないのです。特に、毎回合コンに出て、人数があまりに多いためにわずか1分ほどの会話で自己紹介をしなければならないという場面には、こんなことをしていて相手のいいところが少しでもわかるのだろうかと疑問を感じました。そのため、もともと内向的で、外見もごく普通で、話も上手ではない人は、仕事を探す時と同じで、相手に深い印象を残すことができなければ、誰にも注目してもらえないということになります。そこで、婚活にがんばって参加するだけでなく、しゃべるのが苦手な男性は会話能力を磨く講座に申し込み、女性たちはダイエットや整形をしたり、家事技術を身に付けたりしなければ、自分を売り込む機会はなかなかありません。よく行われている普通の婚活をするのも、実は簡単なことではありません。まずお金を払って「婚活」の企業の会員になり、さらに大きなコストを使って衣装や小道具を手に入れ、自分を飾らなければなりません。そのため、婚活の前には「婚活資金」を準備する必要があるのです。

結婚するのが本当にそんなに難しいのでしょうか?実のところ、私も難しいと感じています。男女双方の要求する相手の条件が高すぎるだけでなく、現代人のそれぞれの個性が強く、相手に譲ることを知りません。また、一人の自由に慣れてしまって、責任を負うことに慣れていません。年をとって結婚したくなってから、自分がたくさんのチャンスや相手を逃してきたことにようやく気が付くのです。また、女性は男性の年収を求め、男性は女性の年齢と家事の技術を求めます。こうしてえり好みをしていては、いつになったら結婚できるかわかりません。神のみぞ知るといったところですね。そこで、私は一つの結論を出しました。もしうまく結婚したかったら、今日から徹底的に努力して自分を改造し、お笑い芸人のようにしゃべり、上流社会のような気質を持ち、スターのようなスタイルを身に付けることです。そうしてから婚活に参加すれば、きっと向かうところ敵なしになるでしょう。(哈日杏子執筆)

Photo by 哈日杏子

婚活@ネット http://www.kontio.jp/  哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)


新しいコンセプトデザインブランド

斬新なコンセプトデザインブランド――「NS_CONCEPT」が、その輝かしい姿を現した。開発したのは、日産の「Be−1」や「PAO」の開発プロジェクトで名を馳せ、常に独自の境地を開拓し続ける「コンセプトデザイナー」のパイオニア、坂井直樹氏である。「NS_CONCEPT」は、N極とS極、超和風+超洋風、複雑性と単一性、一瞬×永遠など、両極の魅力と相反する概念を含む未来型のデザインを実現することを目標とした、これまでにないブランドである。

「NS_CONCEPT」は様々な分野にまたがり、腕時計、EV、バッグ、世界初の電子杖など、創意に満ちた新しい商品によって、「ナイスで、クールで、フツウなデザイン」に飽きた、成熟した大人たちに、ダブルエッジな価値観を提供する。このブランドの最初の製品は、セイコーウオッチとコラボレーションした「NS_WATCH」である。この時計は、「物体は不透明」という既成概念を覆し、表裏両面からサファイアガラスを通して反対側が見える斬新な構造になっており、隠し色として配置した赤がシンプルさを際立たせている。強さと繊細さによって魅力的な両義的デザインに満ちた「NS_WATCH」は、無限の可能性への挑戦なのである。

「NS_WATCH」の発表を記念して、坂井氏を中心とした様々な分野の一流のクリエーターたちが集結したコラボレーション展覧会「NS_CONCEPT坂井直樹 展」が今週、東京の表参道の「MoMA Design Store」の隣にある「EYE OF GYRE」で行われている。これは坂井氏が初めて心の扉を開き、自分にとっての創造の価値と精神世界を語ってみせた展覧会である。

「NS_CONCEPT坂井直樹 展」のデザイン・コンセプトは「透過された時」である。日本文学の最高の栄誉である芥川賞を受賞した作家の平野啓一郎さんが、自分の世界観をすばらしい言葉で紡ぎ、ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」代表の猪子寿之さんが、映像インスタレーションで自分の思いを表現する。また、Nikeや森ビルなどのデザインを手がけた井上広一さんのアートディレクション、今注目されている写真家の岩井賢志さんのすばらしいフォトアート、作曲家の谷川しゅんじさんの空間構成などが、「NS_CONCEPT」の魅力を語ってくれる。(姚遠執筆)

会期:2011年7月21日(木)〜25日(月)11:00〜20:00  会場:東京都渋谷区神宮前5−10−1 EYE OF GYRE/GYRE 3F

(C) NS_CONCEPT

「NS_CONCEPT」公式サイト http://nsconcept.blogspot.com/


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