駅のホームを楽しもう
●車両型のコンビニ
JR水戸駅の7、8番線ホームに、特急電車E653の先頭車両をかたどったコンビニ(NEWDAYS)がオープンした。店舗は実物の車両と高さ、幅がほぼ同じで、長さだけは約半分(10メートル)になっている。偕楽園の梅の花にちなんだ紅色のラインなど、外観は本物とそっくりだ。座席部分に商品を並べ、運転席は事務室兼倉庫になっている。このホームにはもちろん本物の電車も停車するから、発車のベルを聞いて、慌ててコンビニの方に駆け込まないようにご注意を。
●巨大な天狗像
JR高尾駅の3、4番線ホームに、巨大な天狗の頭の像がある。この像は1978年に高尾観光協会と高尾山薬王院が共同で設置したもので、東京造形大学の大成浩教授が中心となって制作した。塩山御影石を彫刻したこの石像は、重さ18トン、高さ2.4メートル、鼻の長さは何と1.2メートルである。高尾山の伝説にちなんだ天狗像は、高尾駅のシンボルになっている。ここを通るときは、記念写真を撮るのをお忘れなく。
●黒酢バー
最近JR山手線の渋谷駅のホームに、珍しい「黒酢バー」がオープンした。健康効果が高いことで注目されている黒酢飲料は、日本で今人気が出ている。これは山手線の内回りホームにあるフジテレビのフルラッピング広告店舗「F電渋谷」を改装したもので、店舗面積は約18坪である。店内には本物の電車とまったく同じ吊り革や吊り広告があり、テレビを見たりオリジナルDVDを楽しんだりしながら黒酢を飲むことができる。
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