頭がよくていたずらっ子のスティッチは、ディズニーの超人気キャラクターの一つである。長い耳を持ったブルーのスティッチは、もともとトゥーロ星の天才科学者ジャンバ博士が実験で作りだしたもので、コードナンバーは626号である。地球に流れ着いてからは、リロという名のハワイの少女に飼われているが、一緒に暮らすうちに、孤独で破壊力いっぱいだったスティッチが次第に家族や友達の意味を理解するようになり、優しく誠実な性格に変わっていく。このディズニー映画の感動的な物語は、多くの人の心に響いた。
626号という番号から、6月26日はスティッチの日に制定され、我々がオハナ(ハワイ語で家族や友達という意味)を大切にすることを思い出す日となった。今年の子供の日(5月5日)に、東京の代々木公園に初めて登場したスティッチ「夏のラクガキ黒板」が、5月28日から6月26日までの毎週末に渋谷の街に出現した。6月25日と26日にキデイランド原宿キャットストリート店で行われた落書きイベントでは、先着626名にスティッチのキャラクターラバーバンドがプレゼントされた。
また6月25日からキデイランド原宿キャットストリート店では、「Dear Stitch」シリーズの新商品が先行販売されている。このシリーズは、スティッチの家があるハワイを背景としたスティッチのぬいぐるみ、ラバーストラップ、トートバッグなど、大人の女性でも可愛いと感じるようなハワイのトロピカルな雰囲気たっぷりのグッズである。このイベントに駆け付けたのは、テレビや雑誌で超人気のモデル、西山茉希さん。子どもの頃からディズニーのキャラクターがお気に入りだったという彼女は、「スティッチのやんちゃなところがだ〜いすき!」だそうだ。また、今回の新商品はハワイ風なので、カラフルでとても可愛く、女の子ならきっと好きになるし、プレゼントとしてもぴったりだとも語った。6月26日の意味については西山茉希さんも深く感じ入って、今は家族と離れて暮らしているので、家族の大切さがより感じられると述べた。そして黒板には、「なつだものッ、やんちゃに楽しくはしゃご〜ネッ」と書いた。
最も美しい思い出を残すには、待っているだけではなく、自分の手で作り出さなければならない。いちばん大切な人と一緒のすばらしい時間を想像して、スティッチの「夏のラクガキ黒板」に、カラフルな夏のラブソングを書いてみよう!(Michelle執筆)