第73回東京インターナショナルギフトショー春2012が、2月8日に東京ビッグサイトで開幕した。今年のテーマは「日本経済V字回復へのシナリオが見える」である。「DISNEY EXPO JAPAN 2012」と「第11回グルメ&ダイニングスタイルショー春2012」も同時開催され、会場の総面積は8万6410平方メートル、出展企業は2512を数え、パーソナルギフトマーケットに関わる国内外の流通関係者など20万人の来場を見込んで行われた。出展されたものは、ファンシー、民芸、クラフト、伝統工芸、輸入雑貨、ゴシックロリータ、キッズなど、相変わらず種類が豊富であった。一日目は、久々のショーということで多くの人が会場を訪れたいへん混み合い、各ブースでは活発な商談も行われた。
インテリア業界のスミノエ社が出展した「DISNEY HOME SERIES」の新製品「WALT DISNEY 110th ANNIVERSARY」には、カーテン、ラグ、マットなどがある。東京のセブンホーム社は、風水好きの人にはおなじみの「サンキャッチャー」、住宅エコポイントがもらえる強化ガラス三層構造ステンドグラス「ピュアグラス」などの製品を出展している。昨年夏の節電対策を契機にキャンドルのこれからの利用方法を開拓しているカメヤマキャンドルハウスが出展した、グラスにシャンパンを入れたようなジェルタイプや液体タイプのキャンドルなど、様々なライフスタイルに適したキャンドルブランドの新製品も注目された。
コンテストでグランプリを獲得したのは、タカラトミー社が出展した「おかしなグレフルチューチュー」である。機器をグレープフルーツに挿してハンドルを回すと、新鮮でおいしい果汁を味わうことができる。新製品コンテストで受賞した二つの製品は、光や音と関係があるもので、毎日奮闘する現代人に精神的安らぎを与えてくれる装飾品だ。大賞を受賞した「光の水琴窟」は、水琴窟の発する共鳴音が水鉢の水を揺らし、波が反射した光を映写するもので、まるで夢のようである。次回のギフトショーは今年の9月5日から7日まで同じ会場で行われる。事前に申し込んでも、当日の申し込みでも、入場することができる。ギフト雑貨に興味のある人は、このすばらしい機会を是非逃さないように。(ff執筆)